銀座育ちの酒米で造った「純米大吟醸酒」40本限定発売 白鶴酒造2023年6月5日
白鶴酒造株は6月7日、東京・銀座の東京支社屋上にある「白鶴銀座天空農園」で育てた酒米「白鶴錦」(2022年度産)100%で仕込んだ「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」を40本限定で発売。銀座の販売店限定で販売する。

同社は、銀座から日本酒文化を情報発信しようと2007年、白鶴銀座天空農園のプロジェクトを立ち上げ、東京支社の屋上で自社開発酒米「白鶴錦」の栽培を始めた。当初は、大都会のビルの屋上で米の栽培は難しいという声があったが、2008年には田圃を造成。米の品質向上に取り組み、2013年からは白鶴銀座天空農園で収穫した「白鶴錦」のみで仕込んだ商品を、数量限定・銀座限定で発売している。
2022年産は、籾付きで45キロの米を収穫。11月の米穀検査では、昨年に続き今年度も11年連続の2等を獲得。東京都の登録米ではない白鶴錦としては最高ランクとなった。天空農園で収穫した玄米は、精米歩合50%まで磨かれた後、神戸にある同社の蔵で醸造。わずか15キロほどの貴重な白米を、一粒も無駄にしないように細心の注意を払いながら手作業で仕込み、小さな100リットルタンクで約2か月かけ大切に醸された。
白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦
「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」(500ml)はパイナップルやピーチを思わせる華やかな果実香があり、成熟した果実のような芳醇な余韻がある。
40本限定で1万700円(税別)。IMADEYA GINZA SIX店、銀座三越、小泉商事、松屋銀座本店で限定販売。
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