日本一に輝いた地元生産の「コシヒカリ」ふるさと納税返礼品に登場 茨城県大子町2023年6月23日
茨城県大子町は、ふるさと納税の新規返礼品として、「第1回全日本お米グランプリin北広島町」で全国363点の中から日本一のグランプリに輝いた大子産米販売促進協議会の藤田久人さん(85才)が作った「大子産米コシヒカリ」を8月31日までの期間限定で寄付を受け付けている。新規返礼品の登録にあたっては、ふるさと納税事業の支援サービスを提供するレッドホースコーポレーションが、紹介文の作成や公開まで支援を行った。
大子町で栽培される米は、農薬や化学肥料を極力控え、自然栽培を中心とした栽培方法が取り入れられており、地元の農家が育てた米は、甘みが強く、つややかで、炊き上がりがふっくらとしておいしいと評判だ。
大子町の返礼品として新しく登場するのは日本一に輝いた藤田さんが作る「令和5年産大子産米コシヒカリ」。寄附者一人様限定で1年間、毎月25~27kgをそのつど精米して届ける定期便となる。25~27kgという分量は、大家族や中小企業のオーナー、飲食店を経営する個人事業主などからの寄附を募りたいという意向がある。
返礼品の事業者である大子町特産品流通公社は、地域の農産物や特産品の販路拡大、販売や流通促進。農産物や特産品の効率的な流通を図るため、地域内の小売業者や流通事業者との連携を強化し、生産者と消費者をつなぐ架け橋となっている。こうした背景から、レッドホースコーポレーションに対し、返礼品としては一般に流通される手法と違った方法で考えてほしいとの希望があり、「お一人様限定の定期便」を提案した。
◎「【お一人様限定】令和4年第1回全日本お米グランプリにて日本一を受賞した藤田久人氏(85才)が令和5年度栽培収穫する大子産米コシヒカリ6俵(玄米360kg)」概要
寄付金額:129万6000円
事業者名:一般社団法人 大子町特産品流通公社
寄附受付期間:6月21日~8月31日
お届け期間:11月から2024年の10月まで
内容量:6俵(玄米360kg)※毎月精米して25~27kgを12か月連続でお届け
限定数量:一人限定
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日