水田のメタンガス削減へ J-クレジット案件プロジェクトに承認 Green Carbon2023年6月30日
Green Carbon(グリーンカーボン)が取り組む「稲作コンソーシアムによる水田でのメタンガス削減プロジェクト」が第55回J-クレジット制度認証委員会において、「水稲栽培における中干し期間の延長」の方法論に取り組む日本初の第1号案件として承認された。
同社は、3月1日にJークレジットの運営委員会で新たに承認された「水稲栽培における中干し期間の延長」の方法論を活用するため、4月5日に稲作コンソーシアムを発足。同方法論によるJクレジット創出プロジェクトを進めてきた。また、今回の方法論公表後いち早く第55回J-クレジット制度認証委員会で取り組みが正式に認められ、日本初となる「水稲栽培における中干し期間の延長」に関する方法論におけるプロジェクトが承認された。
今年度は、3500ha・1万トン削減、来年度は6万ha・18万トンの削減を目指し農家に向けて展開。アグリノートなど営農支援ツール利用農家、自治体やJAとの連携を強化し、稲作コンソーシアムへの参加者を増やしていくことで、カーボンクレジット創出を通した脱炭素の動きを広げる。稲作コンソーシアムへの参加希望は、下記URLの問い合わせフォームから。

◎稲作コンソーシアム参加のメリット
・まとめて申請
コンソーシアム参加者の水田をまとめてJ-クレジットに登録・申請するため、登録における「100t以上のCO2削減・吸収見込み」の条件を容易に満たせる。
・初期費用が無料
参加者の登録初期費用はコンソーシアムが負担するため初期費用が無料。
・登録/申請手続きの簡略化
プロジェクト登録/申請手続きをコンソーシアム、Green Carbonが支援するため、参加者の登録・申請工数を大幅に簡略化。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































