JA全農おかやま 24年産米の仮渡金(JA概算金)5000~5200円上げる 「系統集荷の意思表示」2024年9月4日
JA全農おかやまは、コシヒカリなど主要銘柄の24年産米の仮渡金(JA概算金)を決めた。いずれも昨年と比べ5000~5200円引き上げた。
1等米・60キロで、「コシヒカリ」は1万6300円(前年比+5000円)、「きぬむすめ」1万5500円(同+5200円)、「あきたこまち」1万5500円(同+5200円)、「キヌヒカリ」1万5200円(同+5200円)、「ひとめぼれ」1万5200円(同+5200円)とした。「ヒノヒカリ」など他の品種は9月中旬過ぎに決定し、県内JAに提示する。これを受け各JAが、生産者にJAが払う生産者概算金を決める([クローズアップ]米の仮渡金(概算金)って何?参照)。
担当者は「商系の集荷に対抗し、系統で頑張って生産者さんから米を集めるという意思表示だ。資材などが高騰するなか、米作りが続けられる価格にすることも意識した」と話している。
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