JA沖縄 24年産米の買い取り価格引き上げ2024年9月6日
概算金がなく、生産者から米を買い取っているJA沖縄でも、24年産米の買い取り価格を引き上げていたことがわかった。
沖縄県産米は6月に販売が始まる「日本一早い新米」として知られる。JA沖縄では、概算金という仕組みではなく、生産者がライスセンターに納める米を買い取り、出荷時に代金を振り込んでいる。
買い取り価格は支店ごとに決まるが、JAおきなわによると、24年産米は一等米60キロ当たり平均1万4000円で、前年比で700円上がった。
担当者は「新米が6月から出てくるので、他県に先行して価格を決めなければならない。資材も電気も燃料も価格が上がるなか、生産者が米作りを続けられるよう、農水省が出している相対価格の推移を参考に決定した」と話している。
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