26年産主食用生産量 711万t 別途、政府備蓄米を21万t買い入れ 農水省2025年10月27日
農水省は10月24日の自民党の農業構造転換推進委員会に「米の需給見通し」を示した。
主食用米の需要見通しについて農水省は、これまでの人口減少によるマイナス・トレンドの継続を前提とするのではなく、人口推計と一人当たりの消費量の実績、インバウンド需要なども考慮して推計を行うことにした。
2026年/27年もこの考え方で推計したところ需要量は694万t~711万t(玄米ベース)と推計された。
これに基づき生産量は需要見通しに対して余裕を持って設定することにして需要見通しの上限値である711万t(玄米ベース)に設定する。
その結果、27年6月末の民間在庫量は215万t~245万t(玄米ベース)となる見込み。来年6月末の在庫見通しは215万t~229万tとしており、これと同水準か、さらに上振れする可能性もある。
25年産米の生産量見込みが748万tとなっており、これにくらべれば5%の減産となるが、需要量踏まえた在庫水準見通しはは200万tを大きく超える。農水省としては天候等の推移も踏まえ米の供給不足が起きない生産量の確保をめざす方針だ。
また、これとは別途、事前契約による政府備蓄米を21万t(玄米ベース)買い入れる予定だ。
農水省は近く食糧部会を開き需給見通しを示す。
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