米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日
農水省は10月31日、2025年産米9月30日現在の検査結果を公表した。
水稲うるち玄米の1等比率は77.0%となった。8月31日現在の66.5%から上昇した。
同時期の24年産米は77.5%、23年産米は59.6%、22年産米は75.8%、21年産米は82.6%となっており、25年産は例年並みになっている。
地域別にみると、北海道は91.3%、東北94.1%、関東76.4%、北陸80.1%と主産地では1等比率が高い。一方、東海25.4%、近畿38.4%、中四国52.8%、九州35.9%、沖縄43.7%と東海以西は低い。
検査数量は202万5300tで、前年同月181万4800tより21万t、111.6%となった。過去5年の同月平均の178万4900tより24万t、113.5%となった。生産量が増えていることから検査数量が増えた。
また、1等比率の高い主産地の検査数量が増えたことから全体の1等比率が上昇した。

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