北海道の新規就農者をお菓子でサポート 子牛用ヒーター贈呈 シーキューブ2020年11月18日
(株)シュゼット・ホールディングス(兵庫県西宮市)が展開する洋菓子ブランド「シーキューブ」は、主力商品「焼きティラミス」の売上金額から北海道の酪農家をサポートする取り組みを2016年より実施。5年目となる今年度は、11月9日にJA浜中町を通じて、北海道厚岸郡浜中町の新規就農者2組に畜産用ヒーターを贈った。
就農者研修を経て、今年から生乳の生産を始めた関東出身の新規就農者の夫婦
シーキューブは、コーヒー・チーズ・カカオの3つの「C」を活かしたお菓子づくりにこだわり、素材を厳選しており、乳製品は北海道根釧地区の醗酵バターやマスカルポーネなどの良質な素材を使っている。そんな中、毎年減少を続ける酪農家の現状に危機感を持ち、売上の一部をこれから酪農を始める人の初期投資や、酪農を維持していくための支援に使っている。
今回の寄贈品は、カーフハッチの上に吊るせる畜産用ヒーター。ホルスタインは寒さに強い品種だが、親牛に比べ皮下脂肪が少なく、寒冷ストレスを受けやすい仔牛を温める器具としてこの時期から必需品となる。
例年は、浜中町で贈呈式が行われるが、コロナ禍の今年度は贈呈式を見送った。
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