強烈寒波 牛乳需要押し下げ 年度末へ需要拡大を Jミルク2023年2月3日
Jミルクは2月2日、需給短信を発表した。強烈な寒波が牛乳類の需要を押し下げた。
1月23日週の牛乳類の家庭内消費は、前年同期比で牛乳91.5%、成分調整牛乳86.0%、加工乳95.6%、乳飲料101.2%となった。牛乳類トータルで92.5%となった。
1月16日週よりも牛乳類トータルで販売個数は19.6万個減少し、強烈な寒波の影響で平年よりも気温が低下し需要を押し下げたとみられている。
製品別では依然として価格水準の低い乳飲料へシフトしている動きが継続している。
ヨーグルト類の販売個数は全品目で前週よりも減少し、前年を下回った。とくにこれまで好調だったドリンクタイプが16週ぶりに前年を下回った。
2月は昨年10月に次ぐ多さで食品・日用品の値上げが実施される見込みでJミルクでは牛乳乳製品に影響が及ぶ可能性を注視する必要があるとしている。
今後は年度末にかけて生乳生産は年間ピークに向かう時期であり、Jミルクは低調な家庭内需要の底上げを図るべく業界を挙げて一層の需要拡大に取り組むことが重要と呼びかけている。
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