2大会連続日本一の技術 坂元農場の高品質な牛肉づくりを紹介『畜産王国みやざき』2024年11月26日
エフエム宮崎で放送中の情報番組『畜産王国みやざき!~元気もりもりで日本を元気に!!~』は、宮崎県えびの市にある坂元農場の代表取締役社長・福元峻一氏をゲストに迎えたエピソードを配信。全国和牛能力共進会で高い評価を得た生産技術や、未経産雌牛にこだわる独自の飼育方法、新たな販売戦略について深掘りした。また、国産飼料「元気森森®」が畜産業に与える影響や可能性も議論した。
『畜産王国みやざき!~元気もりもりで日本を元気に!!~』収録で
全国和牛能力共進会で2大会連続日本一の評価を受けた実績を持つ坂元農場。番組で福元氏は、畜産技術者や地域全体のサポート体制と連携しながら、宮崎牛の品質向上に努めた取り組みを紹介した。また、宮崎県内の競争が激しい予選を勝ち抜き、日本一を獲得するまでの道のりや努力について語った。
抗生物質を使わず、30か月以上かけて育てた未経産雌牛の脂は融点が低く、胃もたれしにくいのが特徴。坂元農場では、付加価値の高い宮崎牛づくりの基盤として、自然な方法で育てることで健康的かつ柔らかい牛肉を実現している。
また、コロナ禍を契機に、坂元農場では精肉店や焼肉店の運営を始め、自家製ビーフジャーキーを製造する工房も立ち上げた。地元の消費者と直接触れ合う場を作り、「顔の見える販売」により消費者の声を直に聞くことで、さらなる品質向上を目指しているという。
番組後半では、日本製紙が提供する木材由来の飼料「元気森森®」について特集。福元氏は「海外産飼料に頼らず、安定供給が可能な国内産飼料が畜産経営の安定に大きく寄与する」と期待を寄せた。日本製紙の担当者も、安定した価格と供給体制について詳しく説明した。
宮崎県から発信する『畜産王国みやざき!~元気森森で日本を元気に!!~』は、フードテックの専門家・大野泰敬氏が食料安全保障とフードテックの最前線に迫る情報番組。毎週、自治体、企業、生産者など多彩なゲストを招き、畜産業界の最新情報や専門知識を共有している。
放送日時は毎週日曜日の朝7時~7時30分。アーカイブ配信は、放送後にPodcastおよびYouTubeで視聴可能。
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