【JA女性組織活動体験発表】(4)ピンチはチャンス! ~新たな活動の始まり 和歌山県 JAありだ女性会 田中清美さん2024年1月25日
第69回JA全国女性大会で発表されたJA女性組織活動体験の概要を紹介する。
ピンチはチャンス! 人は窮地に立たされると今までにないアディアが生まれます。「コロナでどこにも行けへん。家ではきゅうりが食べ切れんほどなってる。もったいない...」「では、もったいないコンテストをしたら」。
募集するともったいないを意識したアイデアあふれる料理や作品が201点。これが「もったいないサークル」活動や県女性コンテストにも発展しました。
ピンチはチャンス作戦その2は「あなたの不要はだれかの必要」フリーマーケット、着物をリメイクした洋服と小物でのファッションショーです。「女性会って楽しい」と思ってもらうことが大事と改めて知りました。
作戦その3は、東京パラリンピックで注目された「ボッチャ」の大会開催。幼児から高齢者、障害を持った方まですべてが楽しめるスポーツです。「これなら息が上がらないからマスクしたままでもできる」。
役員会でルールを勉強、令和4年に大会を開催、総勢150人の予選会から絞り、24チーム79人が参加し、女性会らしく和気あいあいとした雰囲気で久しぶりの大イベントを開催することができました。
皆で知恵を出し助け合いながら皆で盛り上げる。苦労もあり大変だったからこそ、私たちには強い絆が生まれました。
県内JAの女性会仲間にボッチャの輪が広がっています。コロナという得体の知れないウイルスでピンチに。しかしそれをチャンスとして皆で立ち向かったことでマンネリ化した活動に新しい風をビュンビュン吹かせることができました。私たちの新たな活動はこれからも続きます。
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