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2013.11.20 
国産原料にこだわる「全農ブランド」開発一覧へ

世界に誇れるブランドへ JA全農が発表会

 JA全農は11月19日、国産農畜産物の愛用・消費拡大や国産の原料にこだわった食の提案を目的に「全農ブランド」商品を開発し、その発表会を開催した。会場には量販店・生協やCVSなど流通関係者、マスコミ関係者など多数が出席した。

全農ブランドロゴ◆世界に誇れるブランドめざして

中野吉實会長 「いただきます、日本のごちそう。」をキャッチフレーズとする「全農ブランド」商品を開発した目的は、従来からの素材中心の卸事業から、国産農畜産物の素材に付加価値を付けた加工品・調理品の販売にチャレンジし、全農の販売子会社や提携メーカーと連携。国産農畜産物の生産・集荷・加工・物流などの機能高めながら、相乗的に付加価値を生みだす「JAグルー主導のバリューチェーン」を構築することにある。
 また、「全農ブランド」商品の開発を通して、国産農畜産物の安全・安心と美味しさを消費者に訴求し、全農グループの企業イメージの浸透と向上を目指すためでもある。
 中野吉實JA全農会長は発表会のあいさつで、日本の農畜産物は「世界に誇れる高品質」であり、そうした国産原料にこだわった「全農ブランド」を「世界に誇れる日本を代表するブランドへ育てたい」と語った。
 商品開発のコンセプトについて、成清一臣理事長は次のように説明した。
▽国産農畜産物の愛用・消費拡大により、国内農業を応援します。
▽素材・製法・美味しさなどにこだわり、豊かで健康的な食生活を提供します。
▽全農グループが一丸となって取組み、「生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋」となる商品とします。
 また、このコンセプトを実現するためのこだわりとして、
▽国産原料を優先使用する(原料第2順位までは国産農畜産物を使用)
▽安全・安心・健康に配慮した商品(食品添加物など独自の使用基準を設定するなど)
▽環境に配慮した商品開発
▽全農グループが保証する高品質な商品(原料・加工方法などの情報開示と品質保証)
▽お客様に満足いただける価値・美味しさ(素材・美味しさ・鮮度・製法のこだわり<モニター・官能試験・味覚センサーなどの活用>)。
の5つをあげている。

(写真)
中野吉實会長

◆レギュラーとプレミアム2つのシリーズを展開

全農ブランドを紹介する成清理事長 この「全農ブランド」商品は、こだわりの国産シリーズ商品である「レギュラーシリーズ」と、品種・栽培方法や製法など特別なこだわりで、付加価値・美味しさがより際立った商品である「プレミアムシリーズ」の2つのシリーズで構成される。
 今年度は、カット野菜、チルド惣菜、ハム・ウインナー類、冷凍食品、パスタ、ワインなど、プレミアムシリーズ6品目、レギュラーシリーズ59品目のあわせて65品目を発売するが、25年度以降は年間100品目の開発をめざしている。
 開発された「全農ブランド」商品は、すでに10月からJA全農のお店やAコープ店舗で先行販売されているが、11月からはコープネット事業連合加盟生協の店舗や全国に1800店舗を展開する全日食チェーン(ボランタリーチェーン)、ココカラファインなどで販売される。JA全農では、12月以降も生協や量販店、CVSなどに営業を推進し、25年度10億円、26年度40億円、27年度100億円の販売を計画している。
 記者発表後には、すでに商品化されたものの試食会が行われたが、試食後の感想として「美味しい」「けっこういけるね」などの話が聞こえ、概ね好評だった。
 主なターゲットは単身者、共働き家庭、そして高齢者世帯など「簡便性ニーズが高く、国産の良さを分かる人たち」だと発表会後の記者会見で高崎淳JA全農生活リテール部部長は記者の質問に答えていたが、このターゲットは競合が厳しいターゲットであり、ここで「全農ブランド」が多くの人たちに認知されれば、中野会長が望む「世界に誇れるブランド」に成長することも夢ではないだろう。

(写真)
全農ブランドを紹介する成清理事長


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