農業活性化へ引き続き提言 JAグループ有識者会議2015年2月13日
「JAグループの自己改革に関する有識者会議」の第4回会合が2月13日に開かれた。今後もJAや農業活性化に向けて提言を続けていくことが確認された。
萬歳章JA全中会長は有識者委員を前に今回の政府の農協改革の方向について「JAグループがこれまで経験したことのない組織の大転換が提起をされた。現場から多くの不安の声があがったが政府、与党との協議も行い組織内の議論を積み重ね先日大きな一歩を踏み出す思い決断をした」と説明し「あくまでも農業所得の向上と地域の活性化を目的とする自己改革にしっかり取り組んでいくべきであると考えている。組織の総力をあげて取り組む」と述べた。
緊急に開かれたこの日の会議では全中から政府・与党が取りまとめた「農協改革の法制度の骨格」について説明し意見交換した。
杉浦座長によると委員からは、農協法改正で営利規定が見直されることに他の協同組合への影響を懸念する声や、現行の監査の仕組みを評価する意見などがあったが、有識者会議としては「地方創生という意味でJAグループが果たす役割は大事」などの考えから、日本農業とJAの活性化に向け今秋の大会議案などを念頭に引き続き提言をまとめていくことを確認したという。
とくに協同組合の自主性の重要性と、准組合員を地域農業のサポーターとして位置づけることなどが指摘されたという。
重要な記事
最新の記事
-
新米の販売数量 前年比7.5万t減 売れ行き鈍る2025年12月24日 -
「旧姓使用の法制化」が仕掛ける罠【小松泰信・地方の眼力】2025年12月24日 -
28年ぶりに10兆円超 2024年の農業総算出額 米や野菜の価格上昇で2025年12月24日 -
鳥インフルエンザ 京都府で国内9例目2025年12月24日 -
JA香川県 部門間連携でネギ、レタスの生産振興へ2025年12月24日 -
地域全体の活性化を目指す 沖縄で生モズクの取り組みに学ぶ【JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト】2025年12月24日 -
産地直送通販サイト「JAタウン」公式アプリダウンロードキャンペーン実施中2025年12月24日 -
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」静岡・三島で開催 JAふじ伊豆2025年12月24日 -
愛知県内の全児童養護施設へ新米「あいちのかおり」8トン寄贈 JA愛知信連2025年12月24日 -
花をつくる新メカニズム「フロリゲン・リレー」を発見 横浜市立大など2025年12月24日 -
松岡昌宏が「ミルクランド国王」に就任「北海道 is ミルクランド」発表会 ホクレン2025年12月24日 -
あぐラボ「SusHi Tech Tokyo 2026」アンバサダーに就任2025年12月24日 -
松岡昌宏がミルクランド国王に「北海道isミルクランド」始動 新CMも公開 ホクレン2025年12月24日 -
個人株主向け施設見学会開催 井関農機2025年12月24日 -
農機具更新タイミング分析AI「Metareal AM」プレミアムプランを提供開始 ロゼッタ2025年12月24日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月24日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月24日 -
イチゴ生育予測サービス「BerryCast」1月から提供開始 クロロス2025年12月24日 -
福岡県内3店舗目「カインズ 苅田店」2026年春オープン2025年12月24日 -
東京都日の出町と包括連携協定 健康づくり・地域活性化で官民協働 協同乳業2025年12月24日


































