県産米の消費拡大 石川県で毎月2日は「おにぎりの日」 JAグループ石川2015年10月8日
JAグループ石川では、毎月2日を「おにぎりの日」として独自に認定し、県産米の消費拡大やPR、中高生の食育強化などを目的におにぎりの配布イベントなどを行っている。
「おにぎりの日」はJAグループ石川が独自に認定し、石川県が後援している。県民がおにぎりを食べる日として9月より取り組みを開始し、現在広く普及活動を行っている。全国的な米の消費減退と米価低迷を受けて、県産米の消費拡大を目的として独自に始めたもの。
同日はイベントの一つとして部活動前の中高生におにぎりを無料で配り、その活動を応援。教職員らから朝ごはんの大切さやごはん食が与える運動・学力向上の機能性について生徒たちに伝えてもらうことを通じて、食育強化につなげていきたいとしている。
他にも県内のプロスポーツ選手ら(サッカーJ2リーグや野球BCリーグ)のスポーツ大会や子供たちとの教室でもおにぎり無料配布のイベントを行っている。また県内のスーパーやコンビニなど食品関連業界と連携し、おにぎりの日を県内全体で普及していくなど、県をあげてこの運動に取り組んでいる。
イベントを行った県内の学校関係者からは「良い取り組み」と好評で、生徒らもおにぎりを頬張り、喜んでいるとのこと。
「オ(0)、ニ(2)、ギリ」の語呂合わせで決まった毎月2日の取り組みは、今後も継続していく予定だ。
(写真)石川県産の新米コシヒカリのおにぎりを生徒に配布した。おにぎりマンもおにぎりの日をPR
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