JA女性組織新3か年計画を提案へ-第61回JA全国女性大会2016年1月15日
JA全国女性組織協議会は1月19、20日に東京都内で開く第61回JA全国女性大会に、平成28年度から30年度までのJA女性組織3か年計画を提案する。新3か年計画では「JA女性 ふみだす勇気 学ぼう・伝えよう 地域とともに!!」を掲げる。
25年度から27年度の3か年計画は「JA女性 心ひとつに 今をつむぎ 次代へつなごう」を掲げた。仲間づくりに重点をおいたことでフレッシュミズ組織が各地で立ち上がるなど一定の成果が出ている。
一方、昨年は農協法改正やTPP(環太平洋連携)協定の大筋合意など、JAグループにとって大きな転換を求められ今年も厳しい情勢が続く。
こうした転換期にあってJA女性組織は、勇気を持って新しいことに挑戦し、新しくメンバーとなった仲間とともに学びあい、学んだことを着実に伝えていく取り組みを重点的に行う新たな方針を打ち出す。大会第1日めに提案される。
ふみだす勇気とは、新しい活動にチャレンジすることや新しい人に声をかけることなどへの思いを込めた。JAの組合員や総代就任など、JAへの参画をもっと進めようという呼びかけでもある。新3か年計画では女性のJA運営参画の目標として新たに「正組合員30%以上、総代15%以上、役員3人以上」という目標を掲げる。
「学ぼう」とは、楽しいだけの活動ではなく、JA女性が夢を実現するため、農業やJA、女性組織のことなどについてのより多くの知識を得て実りある活動などにつなげようとの呼びかけ。また、第27回JA全国大会で「アクティブメンバーシップの確立」を決議し、一層、組合員が積極的にJA運営に参画していくことをめざす。
そのためにはJAの事業や活動に関心をもち、"JAがこんなことをすればもっとよくなる"といった提案をする人が増えていくことが必要で、繰り返し学習しステップアップしていくことも大切になる。
「伝えよう」とは仲間たちとの女性組織活動について発信していくだけでなく、食や農業の大切さを伝えていくことで、さらに仲間を広げていこうとの呼びかけ。「地域とともに」は、自分と仲間の願いや思いを実現することに加えて、自分たちの住む地域を「住みやすい地域」に変えていくことをめざす。JA女性組織綱領では「住みよい地域社会づくりをめざします」を掲げている。
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