参加者からのエール飛び交う! 第61回JA全国女性大会2016年1月20日
JA全国女性組織協議会は1月19日、20日に東京都内で第61回JA全国女性大会を開いた。JA女性組織3か年計画を決議した他、ジャーナリストの堤未果さんによる講演などが行われた。また森山農林水産大臣が駆けつけ祝辞を述べた。

JA女性組織活動体験発表の入賞者6人と「咲き誇れ!フレミズ活動"わたしの一歩"」作文コンクールの入賞者8人の表彰式と朗読が行われ、参加したJA女性組織メンバーなど600人による応援や笑いが起きる活気あふれた大会となった。また昨年10月に行われたフレッシュミズ全国集会の報告を実行委員が行い、グループワークで考えた米のレシピ集や「食の魅力を伝えていく」などのフレミズの総意を話した。
主催者挨拶でJA全国女性組織協議会鈴木春美会長は、昨年のJA全国大会がTPP大筋合意などJAグループとして大きな転換が迫られた情勢の中で開かれたことに触れ、「私たちは生産者として安心安全な農畜産物をつくり、消費者として母として、安心安全をそれぞれの地域から積極的に発信していきましょう」と語った。
駆けつけた森山農林水産大臣はTPP大筋合意を受けた政府の対応策について全国で説明会を開いていると話した。また自身が鹿児島県の農家で育った経験や日本の食料事情が変化したことについて触れ、「国民に食を供給することほど大切なことはない」。今後農林水産省として「地域政策と産業政策を車の両輪として」で仕事をすることが大事だとし、「農業を成長産業化させるという産業政策」を行う一方で「多面的機能を持つ中山間地対策も地域政策としてしっかりやっていく。この2つがあいまって初めて、日本の成長がある」と話した。
会場には、国連がテーマに定めた「国際土壌年」を記念したJA都道府県女性組織によるソイルキルト(土で染めた布)の日本地図などが展示された。

今回決議されたJA女性組織3か年計画の内容については既報で確認できる。
(写真)祝辞を述べる森山農林水産大臣、挨拶する鈴木会長、、朗読を行う入賞者にエールを送るメンバーらJA女性組織活動体験発表入賞者、「咲き誇れ!フレミズ活動"わたしの一歩"」作文コンクールの入賞者
(関連記事)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































