病院監修の「療養食」販売 ファミリーマート+Aコープこうぶ店2016年8月26日
島根県松江市で運営するAコープとファミリーマートの一体型店舗「ファミリーマート+Aコープこうぶ店」は8月30日から”メディカルフーズ(療養食)”の取り扱いを始める。店舗近隣にある鹿島病院の監修のもと、各メーカーの約50種類の療養食の販売を行う。
メディカルフーズ(療養食)は、塩分量やたんぱく質量など、食事に配慮が必要な人に向けた商品。店頭に専用売り場を設けて、「常温」と「冷凍」を販売する。商品は近隣の鹿島病院から品揃えについてアドバイスをもらった各メーカーの療養食50種類。病院のアドバイスのもとで揃えた商品のため、地域の高齢者などに、推薦できる内容となっている。
病院に療養食の商品の予約注文書が置いてあるため、「購入量が多いから商品が足りるか心配」といった利用者の声にもこたえることができる。
ファミリーマートの担当者は「ネットでも療養食を買うことはできるが、試しに1個買ってみたいというお客様や、少しずつ買い求めたいというニーズに対応できる」と話す。
(写真)ファミリーマート+Aコープこうぶ店。売り場には生産者直売コーナーがある他、カラオケルームや介護予防教室なども併設されている。
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