JAながのが発足 全国有数の果樹JAに2016年9月2日
長野県北信地区の5JAが合併し9月1日、JAながのとしてスタートした。2日、長野市のホテルメトロポリタン長野で、発足記念式典を開き、新JA誕生を祝い、決意を新たにした。
式典は、地元選出の小松裕衆議院議員や県および新JA管内となる市町村関係者、農業委員会やJAグループ関係者など、350名が出席して盛大に行われた。
新JA発足までの経過報告の後、1日の理事会で決定した執行体制が報告され、豊田実代表理事組合長、櫻沢和美、牧良一代表理事副組合長、宮澤清志代表理事専務理事をはじめとする常勤役員が紹介された。
新JAを代表してあいさつに立った豊田組合長は、25年に須高・志賀高原・ながの・北信州みゆきの4JAによる組織再編検討委員会が設立され、合併に向けた協議を開始。その後27年にJAちくまが参画し、5JAによる合併に至ったと経過を改めて説明。
そのうえで新JAは「広域となることもふまえ、組合員の声を聞く仕組みとして、旧JAを基礎とした7ブロックでの運営を基本に、生産者手取りの向上、営農指導事業の強化、生産資材コストの抑制の3本を柱にすえ、地域と暮らしを支える『金融・共済・経済・管理』(3+1⇒サン プラス ワン)を支えに取り組んでいく」と述べた。
そして、仕入機能を強化するための購買調達課、資材競合店対応をする総合資材センター、市場販売を強化する市場販売課、市場外販売に特化する特販企画課を設置。「エキスパートを集約し、その実現に向けた取り組みに着手した」ことを報告した。
来賓として、小松衆議院議員、塩谷幸隆長野県長野地方事務所長、加藤久雄長野市長、雨宮勇JA長野中央会会長、江口栄光JA北信地区協議会長が祝辞を述べた。三木正夫須坂市長が万歳三唱の音頭をとり閉会した。
新JAは貯金残高5955億円、正組合員3万5244人、准組合員3万1467人で合計6万6711人。農産物販売品取扱高307億円で、特にリンゴ、ブドウ、桃など全国でも有数の果樹産地として知られる。合併によって、これまでのブランドを維持しながら新たな統一的な販売戦略の構築が期待される。
(写真)挨拶する豊田組合長、紹介される新執行役員(演台の後が豊田組合長)
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