管内17市町村が初のトップセールス JA会津よつば2017年8月4日
広域合併を弾みに
福島県のJA会津よつばと管内17市町村は、8月4日、東京都足立区西新井のイトーヨーカドーアリオ西新井店で、「会津の夏まつりin江戸」の販促活動を行ない、「会津ブランド」農畜産物を売り込んだ。JAの組合長と全市町村の首長が参加した。同県会津地方のJAが合併してJA会津よつばが誕生して2年目でJAと全市町村のトップセールスは初めて。同JAの長谷川一雄組合長は「今後も継続したい」と手応えを感じていた。
JA会津よつばは昨年の3月、会津地方の4JAが合併して誕生した。会津のJAが一つになったことから、「会津ブランド」を確立させようと企画された。4日のトップセールスは、前日の3日、卸売市場や量販店などの担当者を招いて、江東区のホテルで開いた試食宣伝会に続くもので、首長らが、直接消費者にPRした。
アリオ西新井店でのセレモニーには、17市町村の首長全員が出席し、トマト、キュウリなど会津の農産物をPRした。JA会津よつばの長谷川組合長は、「合併で会津のJAが一つになって初めての取り組みだが、市町村に呼びかけたところ、市町村長の積極的な支援が得られた。これも広域合併した強みであり、これからも続けたい」と話した。
会場には米やトマト、キュウリ、アスパラガス、ホウレンソウなどの野菜や山菜の加工品など、会津の特産が並んだ。同店での販促活動は6日まで。その間、東山温泉の芸妓による舞いや会津喜多方祭囃子盆踊り、市町村のPRなどがある。
(写真)市町村の首長がそろい、あいさつするJA会津よつばの長谷川組合長
(関連記事)
・ 福島・会津よつばの 「みのりみのるマルシェ」(16.08.30)
・ 事故防止は「基本に忠実な行動」から(上) 現地ルポ・JA会津よつば(16.08.10)
・ 事故防止は「基本に忠実な行動」から(下) 現地ルポ・JA会津よつば(16.08.10)
・ 【人事速報】JA会津よつば(福島県)新組合長に長谷川一雄氏(16.03.02)
・ 【JAトップアンケート】JA会津みどり 長谷川正市代表理事組合長 「米依存から複合経営へ」(15.10.29)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日
-
北海道檜山特産品マルシェ「ひやマルシェ」開催2025年9月12日
-
農福連携 食品産業向け展示商談会「ノウフク見本市2025in大阪」開催2025年9月12日
-
次世代モデルの人工光型植物工場「福井美浜工場」竣工 椿本チエイン2025年9月12日