上半期決算 前年並みの7.2億円-JA全国共済会2017年11月14日
(一財)全国農林漁業団体共済会(JA全国共済会)は11月9日の理事会で29年度上期仮決算を承認した。
農林漁業団体の職員の退職金積み立て等を行っている共済会は、今期上期、JAの事業利益に相当する「評価損益等調整前当期経常増減額」で7.2億円と前年並み(前年は7.4億円)の水準を確保した。
JAの加入率は94.1%、「制度」(職員の退職金財源の積み立て)と「施設」(個人の財産形成のためなどの積み立て)への100%加入を実現している県は28県で前年度と変わっていない。
上半期の掛金収入は151億円(前年度158億円)、年金受入が33億円(同27億円)だった。一方、退職給付金支給額は220億円(同187億円)で退職者は5361人(同5243人)だった。
総資産額は5361億円(前年同期5429億円)でこれは全JAの退職給付債務額の約45%に相当する。
事業計画に対する進捗状況では、「制度」の新規加入・増口数は目標160万口に対して90.5%、総合JAに対して最適な加入口数を提示する「管理設計」利用率は目標90%に対して73.9%となっている。
なお、29年度の給付還元利率は「制度」=0.75%、「施設」=0.70%となっている。
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