JA高知県が誕生 全国2位の販売取扱高2019年1月11日
県域JA高知県が2019年1月1日誕生した。正組合員数約4万6000人、准組合員を合わせた組合員数は約8万8000人。販売取扱高約644億円で全国2位となる。
合併したのは12JA(JA土佐あき・JA土佐香美・JA土佐れいほく・JA南国市・JA長岡・JA十市・JA高知春野・JAとさし・JAコスモス・JA津野山・JA四万十・JA高知はた)。それに連合会機能を統合した。
高知県は、温暖で冬期の日照時間が長い恵まれた気候と海岸から四国山地までの変化に富んだ自然環境を活かし、ハウス栽培を中心に園芸農業(野菜・果樹・花き)が発展している。県域のJAの誕生で全国屈指の園芸JAとなる。
新JAは、基本方針に(1)地域農業を振興し、農業者の所得増大を実現する、(2)人と人とのつながりを大切にし、心豊かな地域社会を創造する、(3)新たな改革に挑戦し続け、さらなる協同の成果を実現する、を掲げた。新JAの規模は次の通り。
▽正組合員4万6698人(うち法人148)
▽准組合員4万1430人(うち法人166)
▽貯金残高6896億円(全国21位)
▽長期共済保有高 2兆1527億円(同9位)
▽購買品供給高 307億7500万円(同4位)
▽販売取扱高 644億4700万円(同2位)
(平成19事業年度計画)
(関連記事)
・【現地レポート・JA土佐あき(高知県)】「一元集荷」と「共同計算」は農業振興策そのもの(前編)(18.01.05)
・「農協改革」への対抗軸1県1JA構想を考える(17.07.26)
・新会長に川井由紀JA高知女性組織協議会会長 JA全国女性協総会(17.05.19)
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