JA全農東北広域部品センターが開所式2019年1月25日
JA全農は1月23日、「JA全農東北広域部品センター」の開所式を開催した。同センターは全農の広域部品センターとしては最大規模。
(写真)関係者が集まった開所式
JA全農は生産者の生産費低減に向け農業機械の長期使用をすすめるため、迅速な修理、整備を目的に県域を超えた広域の部品センターの設置を進めている。
現在7か所で稼働しており、東北広域部品センターは青森、岩手、宮城、福島の4県域のJAを対象に1月7日から部品供給を開始した。今後は供給エリアを拡大するとともに、部品保有アイテム数も約3万5000点まで増加させ全農の広域部品センターとしては最大規模になる見込み。
在庫アイテム数の充実による即納率の向上や、▽夜間配送による翌朝JA納品、▽部品検索機能と連動させたWeb系EOS(エレクトリック・オーダーリング・システム)の導入、▽バーコードシステムによる効率的な在庫管理なども導入する。
(写真)荷捌き場
23日の開所式でJA全農の久保省三常務は「JA・生産者へのサービス向上、ひいては整備の効率化による農機の長期使用、適期作業を促進し生産費低減に寄与できると確信している」とあいさつした。
同センターの所在地は宮城県大和町。東北自動車道大和ICから3分程度の各業界の東北物流の要の場所に立地した。
配送拠点数は青森24か所、岩手24か所、宮城35か所、福島37か所。JAへの配送は通常期は平日5日配送、農繁期は土日祝日含め毎日配送する。
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