地元の花で手作りハーバリウムを JAとコラボでキット発売2020年6月16日
神奈川県藤沢市の花き農家「ハナカイドウ」は6月16日、JAさがみ直売所「わいわい市藤沢店」でハーバリウムキットを発売した。JAさがみとのコラボレーション企画で、「JAさがみ公式アプリ」では作り方を動画で紹介している。
ハーバリウムキットと作り方動画を手にする石井さん(神奈川県藤沢市で)(左)、
でき上ったブーゲンビリアとアジサイのハーバリウム
ハナカイドウは、新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が長くなり、緊急事態宣言解除後もカルチャースクールなどの再開が進まないことから、家庭で手軽に花を楽しんでもらおうとキットを開発。JAは、作り方の動画の撮影や編集を担当し、地域の人に、地元の花で体験できる花の魅力を発信する。
「ハナカイドウ」の鉢花や花壇用の花は、「花の持ちがいい」と購入者から評価が高い。同社はより長持ちする方法はないかと探していたところ、手軽に長期間花を楽しめるハーバリウムを知り、ハーバリウム用に、ブーゲンビリアやアジサイなどを栽培し、3年前から直売所で販売を始めた。
ハーバリウムではドライフラワーを使うが、花によっては色が変わってしまったり、バラバラに崩れてしまったりすることもあるため、同社はドライフラワー向けの花を探して栽培するほか、管内の農家から提供してもらうこともあるという。
ハーバリウムは、花をビンに入れてから専用のオイルを注ぐのが一般的だが、今回はあらかじめビンにオイルを入れたものをセット。花を後から入れる方法で、長めのピンセットとハサミを用意すれば簡単に作れる。でき上がった作品は、自宅に飾るだけでなく、プレゼントにも最適だ。
「ハナカイドウ」の石井正美さん(63)は「中身をどうイメージするかで、できあがりが変わる。いろいろな種類の色を用意したので、自宅で楽しんでもえれば」と話している。
ハーバリウムキットは1セット999円(税込)。
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