桃の名産地・韮崎市新府で出荷開始「はね桃」に大行列 JA梨北2025年7月16日
山梨県韮崎市新府にあるJA梨北 新府共選場で、7月2日から桃の出荷が始まった。桃の甘い香りが立ち込める中、地元生産者や出荷作業に携わる人々と初物の桃を買い求めようと詰めかけた人々の活気で満ちあふれている。
桃の出荷が始まったJA梨北 新府共選場
全国有数のフルーツ王国・山梨の中でも、共選場のある新府は古くから桃の名産地として知られている。
お中元シーズンで、全国に発送される贈答用の高品質な桃のほかに、産地ならではの人気商品が、名物の「はねだし桃(はね桃)」。完熟による柔らかさや、わずかな傷・形の不揃いなどの理由で、贈答用には出荷されないが、甘さ・鮮度ともに申し分ない桃で、新府共選場では、一箱(約5〜7kg入り)が1800〜2400円という特別価格で販売されている。
共選場に並ぶ初物の桃
その美味しさとお得感は口コミやSNSなどで広まり、今ではこれを目当てに遠方からも多くの人が訪れ、オープン前から長い行列ができている。列の途中で完売してしまうこともあるため、深夜から並ぶファンもいるという。
名物の「はね桃」を求める行列
はね桃が売り切れた後も、さらに安価なネクター用桃(大カゴ一杯2100円)の販売や、予約発送の受付などは引き続き行われる。今年はやや生産量が少なくなっているため、窓口での発送予約受付は7月6日午前中で終了。最新の出荷状況はJA梨北ホームページ、または電話(0551-25-5642)で確認を。
重要な記事
最新の記事
-
【肉とビールと箸休め ドイツ食農紀行】食文化の変化じわり2025年9月4日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ騒動と米国との関係~根底にある「胃袋からの属国化」2025年9月4日
-
プロ職員育成へ「専門業務従事者」設置 JA北つくば【JA営農・経済フォーラム】(1)2025年9月4日
-
【統計】原料用ばれいしょ生産費 10a当たり0.9%増 100kg当たり1.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】原料用かんしょ生産費 10a当たり1.1%増 100kg当たり3.5%増 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】てんさい生産費 10a当たり1.9%減、1t当たり6.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】そば生産費 10a当たり0.6%増 45kg当たり13.6%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】さとうきび生産費 10a当たり4.4%減 1t当たり16.4%減 農水省調査2025年9月4日
-
この夏の私的なできごと -東京の夏・「涼しい夏」の初体験-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第354回2025年9月4日
-
盛岡つなぎ温泉で「いわての牛肉フェア」 伝統の「さんさ踊り」公演も特別協賛 JA全農いわて2025年9月4日
-
セブン-イレブンに「飛騨トマトと生ハムのバジルパスタサラダ」 夏にぴったりの爽やかメニュー JA全農岐阜2025年9月4日
-
【スマート農業の風】(18)農水省の進める農業DXとeMAFF農地ナビ2025年9月4日
-
「医食同源」について考えるイベント LINK-Jと共催イベント あぐラボ2025年9月4日
-
見て・食べて・楽しむ酪農イベント JR那須塩原駅前で9月6日に開催 那須塩原畜産振興会2025年9月4日
-
井関農機とNEWGREENの「アイガモロボ」 Xtrepreneur AWARD 2025でグランプリ受賞2025年9月4日
-
北海道と沖縄県の食の交流「どさんこしまんちゅフェア」開催 セブン‐イレブン2025年9月4日
-
兼松「農業・食品GX」強化へ インセッティングコンソーシアムに参画2025年9月4日
-
火山灰シラスから土壌改良資材「オリジンジオ」農業支援プロジェクト実施中2025年9月4日
-
オランダと考える未来の園芸技術「環境制御型農業特別シンポジウム」開催2025年9月4日
-
「みんなの見沼たんぼ!デジタルフォトコンテスト2025」作品募集中 さいたま市2025年9月4日