練馬生まれの「金子ゴールデンビール」発売10年でラベル一新 JA東京あおば2020年6月17日
JA東京あおばは、練馬区内で栽培したビール麦を使った「練馬金子ゴールデンビール」が発売から10年を記念し、ラベルを一新。8月31日までの期間限定で旧ラベルと新ラベルがセットになったギフトボックスを同JAの特売所で販売している。
「金子ゴールデンビール」の新ラベル(写真左)と旧ラベル
「練馬金子ゴールデンビール」は、JA初のプライベートブランド(PB)商品として2011年から販売。今年で10年目に入ったことを記念し、ラベルを一新した。
原料の麦「金子ゴールデン」は、初の国産ビール麦として明治33年(1900)、現在の練馬区豊玉の篤農家、金子丑五郎が六条大麦の四国とゴールデンメロンの自然交雑によって生じた雑種の中から育成。早生で草丈が低いため成熟しても倒れにくく、一時は関東一円に栽培が広がり、国産ビール醸造の発展に貢献した。時代の流れとともに姿を消したが、ゆかりの同区で復活させようと、2005年に栽培を始め、今では年間約2トンを生産している。
ペールエールタイプの同ビールは瓶内で二次発酵する「ボトルコンデイション」により、保存年数によって香味が変化。数か月はホップの効いたさわやかさが楽しめ、3~5年熟成させると果実のような味わいに変化する。
価格は1本(330mL)540円。前年度醸造の旧ラベル製品と今年度の新ラベルがセットになった贈答箱入り6本セットは3000円。
問い合わせはJA地域振興部(電話)03・3995・5511。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































