組合員とJAの繋がり強化へ JCAが出版2020年9月28日
日本協同組合連携機構(JCA)は9月23日、「つながり志向のJA経営 組合員政策のすすめ」=写真=を出版した。同機構が2015年度から実施してきた「JAの体系的な組合員政策に関する研究会」の成果をまとめた。A5版、208ページ。(一社)家の光協会発行。
同研究会では、増田佳昭立命館大学招聘教授を座長に、組合員とJAのつながりを組織的につくり、深化させる方策を「組合員政策」と位置づけ、理論と実証の両面から研究を重ねてきた。本書は、組合員の多様化や世代交代などで、組合員とJAのつながりの希薄化が進んでいるなかで、組合員とJAのつながりづくりの方策を示している。
内容は、(1)全国113JA、約15万人分の組合員アンケートのデータを使って、組合員とJAのつながりの実態を解明、(2)組合員家庭訪問などの対話運動、総合ポイントカードを活用した事業利用や活動参加の促進、准組合員の参画などに取り組む5JAの取り組みを紹介、(3)産地型・中山間地型・都市型JAなど、JAの多様性を踏まえた組合員政策の枠組みと具体策についてのポイントの提起等からなる。
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