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Z-GISウェビナーinあぐラボ オンラインイベント初開催 JA全農2020年12月18日

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JA全農スマート農業推進室は12月10日、Z-GISユーザーへ向けた初めてのオンラインイベントを開催した。同イベントはAgVentureLab(以下、あぐラボ)から主催者と参加者の双方向で映像や音声のやり取りができる参加型のZoomと視聴型のYouTubeで配信。合わせて100名近くが参加した。Z-GISの便利な機能や活用事例を紹介。参加者から質問も寄せられ、活発な意見交換が行われた。

事例の紹介をする宮本氏

事例の紹介をする宮本氏

JA全農 落合参事JA全農 落合参事

今回のオンラインイベントはZ-GISユーザーから「Z-GISの操作方法、活用事例をもっと知りたい」との要望にこたえ、サポートを充実する取組の一環として開催に至った。開会冒頭ではJA全農の落合参事からあぐラボについて「食と農と暮らしの社会課題を解決するため昨年5月にJA全国8連で共同設立されたラボ。

JAアクセラレータープログラムによってスタートアップ企業を支援し、JAグループとの協業を目指している。皆さんにも是非このラボを利用してもらいたい」と述べた。

イベントの内容は下記のとおり。

開会の挨拶をするJA全農スマート農業推進室 平野室長開会の挨拶をするJA全農スマート農業推進室 平野室長

機能説明を行うJA全農スマート農業推進室 大武調査役機能説明を行うJA全農スマート農業推進室 大武調査役

Z-GISの便利な機能紹介
JA全農スマート農業推進室からはZ-GISの基本操作と便利な機能を紹介。

ユーザーからの問い合わせが多かった24時間の天気が分かる1kmメッシュの気象情報の確認方法や利用方法、既存のExcelファイルに圃場を追加登録できるインポータ―機能などについて説明した。

さらに、Z-GIS上でリアルタイムにExcel関数(一部不可)を使用した計算が可能になった(Z-GISのバージョンが3.0.0以降であることが必要)ことを説明。SUM関数やVLOOKUP関数によって圃場の収量や面積の計算、肥料成分計算のマッピングなど具体的な利用方法を紹介した。

ユーザーによる活用事例の紹介
Z-GISの活用事例は、インタビュー形式で宮本農産の宮本健一氏と高橋農園の高橋敦士氏が登場。

宮本氏は、石川県4Hクラブ副会長。8年前にUターン就農し、水稲とイグサを栽培している。もともとExcelで管理していた栽培履歴をマッピングしたいという思いからZ-GIS導入を決めた。栽培履歴のほかに生育などの圃場状況をZ-GISに記録し、家族で情報共有をしている。説明は自宅から自身のZ-GIS画面を映しながら行った。

同氏は「対象圃場の耕作者名や年齢を記録することにより、農地の引継ぎが円滑になり使用されていないビニールハウスや空いている農地の見える化にもつながる。」と述べた。さらに、「農協でZ-GIS勉強会を開くことで他のユーザーのデータをみる機会が増え、自分の栽培改善に繋げられるのでみんなで成長できる。農協を主体に地域が一体となって取り組むことが重要だ」と話した。

事例紹介をする高橋氏(スクリーン右)質問にこたえる高橋氏(スクリーン右)

高橋氏はJA埼玉青年部協議会委員長。実家は埼玉県で300年続くサツマイモの栽培農家で、大学卒業後に就農。ベニアズマ、べにはるか等を生産している。昨年法人化してサツマイモ栽培の規模拡大をすすめており、東南アジア向けの輸出も視野に入れている。JAのセミナーでZ-GISを知り、以前使用していた他社システムのサポートが終了したことから代替システムとしてZ-GISを導入した。土壌処理を実施した日や定植日、栽培中の農薬散布履歴や圃場ごとの収量や作柄について記録しているという。

今後は、周囲の園芸農家に向けてZ-GISの使いやすさや自由度の高さを伝え、Z-GISを使って地域ぐるみで情報共有していきたいという。また、農家の高齢化により耕作放棄地の増加が予想されることから「地元の人間が地元の畑を守っていくことが重要だ」と訴えた。

質疑応答では圃場数が多い場合の登録方法やZ-GISと連携するアプリの活用方法など参加者から質問が寄せられ、同イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

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