「農業男子×総選挙」で1位 岡田啓太氏が「フードトラック事業」開始 JA東京グループ2021年10月28日
JA東京グループが昨年10月に開催した「農業男子×総選挙-東京の農業は、オレに任せろ!-」で1位になった岡田啓太さんが10月30日、東京野菜のおいしさを広く知ってもらうために、厳選した食材だけを用いたAll Made in Tokyoのフードトラック事業を三鷹市で開始する。
江戸時代から続く農家の15代目の岡田啓太さん(左)と「農業男子×総選挙」
アメフト元日本代表選手でもある岡田さんは、三鷹市で江戸時代から300年続く農家の15代目。このほど岡田さんが経営する岡田農園は、近隣の農家、畜産農家と連携し、東京野菜のおいしさを広く伝えるためにフードトラック事業を立ち上げた。
同事業では、ふつうは形や大きさが不揃いなことから市場に出荷できない地元野菜を積極的に使用。フードロスを削減するとともに、地域の若手農業者の活躍の場を拡げる。
三鷹市の農産物を使ったイチ押しメニューの「プルドポーク」
同事業のために購入されたフードトラックは、アメリカ合衆国で使われていた黄色いスクールバスを改装して再利用。メニューは、地元野菜を使ったプルドポーク、フライドポテト、ピクルス、オリジナルスムージー、三鷹産オリジナルクラフトビールなどを用意。フードトラックで味わった新鮮な野菜をその場で購入できる仕組みを設け、地域住民に安全・安心な東京野菜を届ける。オープン当日は午前11時からオープニングセレモニーを開催。焼き栗の特別販売や駄菓子の販売と紙芝居も行われる。
フードトラックの黄色い車体が目印のポスター
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日