関東エリアの子ども食堂などへ 牛乳とコーヒーミルク計23万本を無償提供 JA全農2021年12月28日
JA全農は、新型コロナウイルスの影響を受ける酪農家や子どもたちのため、広域指定生乳生産者団体である関東生乳販売農業協同組合連合会と連携。関東エリアの子ども食堂やフードバンクへ、牛乳と生乳使用率90%以上のコーヒーミルク、計23万本を無償で提供する。
新型コロナウイルスの影響により、業務用の牛乳・乳製品需要の落ち込みが続き、原料となる生乳を生産する酪農家の経営を支えるため、例年以上に牛乳の需要確保が必要な状況となっている。一方、家庭の経済環境悪化などにより、学校給食が休止となる冬休み期間に十分な栄養をとれない子どもたちが出てしまうことが懸念されている。
こうした状況を踏まえ、JA全農は需要が最も落ち込む年末年始に、賞味期限が長く常温保存可能な牛乳とコーヒーミルクを製造し、子ども食堂やフードバンクへ提供。酪農家の経営や子どもたちの健康を守るためを支援する。提供先からは、「栄養価の高い牛乳は子どもたちの成長に欠くことの出来ない大事な食品。ご支援に深く感謝します」「子どもたちや困っている家庭を中心にお配りします」などの声が寄せられている。
提供数量は、牛乳200ml、コーヒーミルク200mlの計23万本。森乳業(埼玉県行田市)の協力により、学校給食と同じデザインの常温保存可能牛乳を1月7日から順次届ける。
森乳業の協力で、学校給食と同じデザインの常温保存可能牛乳を届ける
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