阪神OB鳥谷ら元プロ野球選手が熱血指導 岐阜県可児市で「JA全農WCBF少年野球教室」開催2023年6月19日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は6月17日、「JA全農WCBF少年野球教室」を岐阜県可児市の「KYBスタジアム」で開催。元プロ野球選手ら豪華な講師陣が野球少年たちに直接指導を行った。
バッティングを披露する鳥谷講師
今年で31年目を迎えるこの教室は、元プロ野球選手が講師を務め、可児教室には、同市の少年野球の17チーム、小学生、指導者、保護者ら計289人が参加し、栃木ゴールデンブレーブスの成瀬善久氏(ロッテOB)、田村藤夫氏(日本ハムOB)、鳥谷敬氏(阪神OB)、緒方耕一氏(巨人OB)が直接指導した。
開校式では、緒方講師が「本日は球界で活躍した講師がそろっています。今後の野球人生に役に立つよう精一杯指導するので、ぜひ楽しんで取り組んでください」と子どもたちに呼びかけ、全農岐阜県本部の藤塚副本部長は「産農畜産物をたくさん食べて、この中から大谷選手のようなスターが出てくれることを期待しています」とあいさつ。各講師には全農岐阜県本部から各講師に「飛騨牛商品券」が贈られた。
投げ方の基本を指導する成瀬講師
野球教室は、ウォーミングアップ後、緒方講師が走塁の基本をレクチャー。成瀬講師は投げ方の基本は「いい球を投げるには身体に無理な負担をかけないこと」と指導。また、投手、捕手、内野手、外野手のポジション別に分かれ、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」などの基本を分かりやすく指導。子どもたちは講師のアドバイスを聞き、真剣な表情で取り組んでいた。また、バッティングの基本では、実際に鳥谷講師がバッティングを披露し、「バッティングで一番大事なのはタイミング」と子どもたちへ指導した。
指導者講習会では、トレーナーの石川慎二氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 JA全農の越野彩氏が、保護者を対象に成長期の子供に必要な栄養や運動時の食事の摂取などについて講義を行った。
参加者には、全農岐阜県本部からニッポンエール飛騨りんごグミを、そのほか協賛各社からは、国産農畜産物などが贈られた。
野球教室の様子は、全農の公式Twitter「全農広報部スポーツ応援」で発信している。
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