コスト高を価格転嫁できない窮状を訴える新聞広告が広告大賞を受賞 JA全農ぐんま2023年10月26日
JA全農ぐんまは10月25日、地元紙である上毛新聞社主催の広告賞の大賞を受賞した。全面広告「持続可能な経営のために」では「膨らみ続ける生産コストのグラフを群馬が誇るキャベツとキュウリで表現した」という。
表彰状を授与される群馬県本部副本部長の新井豊氏(写真提供:上毛新聞社)
授章式は10月25日に上毛新聞社の上毛ホールで行われた。全面広告「持続可能な経営のために」は、農畜産物の生産コストが高騰する中で、農畜産物の価格はなかなか上がらず生産者は限界を迎えている窮状を強く訴えるために10月14日に掲載された全15段のフルカーラー広告。
日本の食を支えている生産者の現状を伝え「少しでも多くの青果物を買っていただき生産者を応援してください。」と、これからも持続可能な農業経営ができるよう支援を呼びかけた。
JA全農ぐんま県本部副本部長の新井豊氏は「モチーフとしたキャベツとキュウリは、群馬で取り扱い上位の2つの野菜を使い親しみやすく表現した。昨年には農畜産物全体として同様の趣旨とした広告が審査員企画賞となり、2年連続の受賞で今年は大賞となったことを大変嬉しく思う。これからもぜひ群馬の農産物を食べて応援頂ければと思う」と受賞の喜びを語った。
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