JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
【ヒント&ピント】定番の総代会 見せる工夫を2019年8月9日
6月の総代会シーズンが終わり、各JAの7月号はこの報告中心の紙面づくりが多い。毎年定番の記事だが、それだけに前年踏襲でなく一工夫も二工夫も欲しい。当協会に送っていただいている広報誌の中から、特徴ある紙面づくりを選んだ。
◆動きのある写真で
JA会津よつば「よつば」(福島県)
写真のアングルがよく、記事とのバランスのとれたレイアウトになっている。普通はひな壇の役員と総代会の横幕を入れたくなるが、思い切ってカットしている。その分はタイトルで示せばいいだけで、こだわる必要はない。欲を言えば前列の空き席が気になる。組合長のあいさつも"割愛"し、表彰された部門別の生産販売高優良組合員を紹介している。
◆見出しにも動きを
JA庄内みどり「みどり」(山形県)
平凡になりがちな総代会記事は写真とともに見出しで読者を引きつける必要がある。
「第○会総代会」で終わっている広報誌が多いが、これはタイトルであって見出しではない。「親しまれるJAを目指して 新執行体制始動」には、誰が(Who)、何を(What)、どうした(How)が含まれている。リード文もルールに則っている。
◆視覚へアピールも
JA東京スマイル「ほほえみ」
総代会の内容を分かり易く整理してある。総代会資料をしっかり読み込む人は多くないと思われるが、それだけに広報誌では、読者の視覚に訴える誌面づくりも必要である。その点で、経営状況や決議事項などを、項目ごとにくくっているのがよい。ただ、右面の文章は、もっと行変え、段落を増やして読みやすくしたい。また、広報誌は限られた紙面だが、なるべく多くの組合員に登場してもらいたい。その意味で表彰者の写真だけというのは寂しい、せめて名前くらいは欲しい。
本シリーズの記事一覧は下記リンクよりご覧下さい。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日