JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
実りの秋・芸術の秋を楽しむ【ヒント&ピント~JAの広報誌から】2020年10月9日
例年なら、農産物の品評会や文化的な行事などさまざまなイベントが行われ、毎年紙面をにぎわすが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、この手の記事が少ない。とはいっても、実りの秋、米や果物が最もおいしい時期であり、コロナ禍で遠出はままならないなか、おいしい農産物を食べながら、身近な芸術を楽しむのもよい。
「お米の魅力」PR
JA兵庫六甲「Wave Rokko」
米の消費が減っているなかで、「「Wave Rokko」10月号は、「味わう喜び! お米の魅力」で、米の特集を組んで、「毎日お米を食べよう」と呼び掛けている。3つの項目を挙げ、「お米のパワー」で、米の持つ栄養素について、「お米の歩む道」で、田植から食卓に上るまでの過程を写真入りで説明している。
「おうちでお米を満喫」では、家庭で米をおいしく食べるレシピを紹介。炊き立てのご飯やおにぎりの写真を随所にちりばめてあり、おいしさを視覚で感じることができる。おいしそうに食べている人物がいたらなおよい。
「栗のひみつ」探る
JAならけん「まほろば」
狩猟時代からの重要な食料であった栗。「まほろば」は秋のこの時期にしか採れない栗を紹介している。題して「栗のひみつ」。奈良県宇陀市で約30a、200本の栗を栽培する栗農家を通じて、栗の秘密を開設。
単品の農産物を紹介する場合、ともすれば説明的になりがちだが、栗園の除草はヤギを〝放牧〟することで除草剤を使わないなど、農家の経営内容と組み合わせているところに工夫がみられる。栗の保存方法や栄養なども紹介してあるが、おいしい食べ方の簡単なレシピも欲しい。
芸術の秋を絵葉書集で
JAながさき県央「みのりん」
「みのりん」の「おたより畑」は、イラストや俳句、絵葉書などを募集しているが、そのなかでユニークな絵葉書と俳句を抜粋し、拡大版で掲載している。芸術の秋にちなみ、「読者の皆様に、広報誌をより楽しんでいただきたいとの思いから企画した」と言う。
「季節感のある絵葉書」、「ちびっこシリーズ」、「ほわほわ可愛い」、「おもしろ俳句」などのジャンルに分け、適切な寸評も加えてあり、大人も子どもも楽しめる。おもわず微笑みたくなるちびっこの作品もあり、ほかの作品もみたくなる。掲載された応募者にはよい記念になる。
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