JAの活動:今さら聞けない営農情報
SDGs 2【今さら聞けない営農情報】第81回2020年12月12日
17のゴールと169のターゲットが定められたSDGs。「行動の10年」として、国民一人ひとりにできることをしっかりと考え、一歩踏み出す姿勢が求められています。
では、今回から農業に関係する項目を抽出し、農業関係者がどのように関わったらいいのか考えてみます。
農業に関係する最初のゴールは、「2.貧困をなくそう」です。
これは、「飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する」ということで、まさに農業関係者が日頃取り組んでいる内容そのものであり、農業関係者は日頃の業務自体がSDGsの取り組みそのもののようです。
ただ、このゴールに向けて定められたターゲット(下記の表)をよく眺めてみると、国際社会が協力して対応しなければならないものが多く(2.1、2.2、2.5、2.a、2.b、2.c)、日本の農業関係者が直接関与しづらいターゲットです。
これに対し、日本の農業関係者が実行すべき内容のターゲットは、2.3と2.4であり、これらは今の農業共通の目標といってもよく、いずれも現在取り組みが進められているものばかりであり、是非とも達成したい目標です。
目標期限の2030年まで10年を切っております、また乗り越えるべき課題も多いと思いますが、達成を目指し、農業者をはじめ、行政や農業団体が一体となって取り組んで行ってほしいと願っています。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(154)-改正食料・農業・農村基本法(40)-2025年8月9日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(71)【防除学習帖】第310回2025年8月9日
-
農薬の正しい使い方(44)【今さら聞けない営農情報】第310回2025年8月9日
-
JA全農が千葉県成田市でドローン実演会 KDDIと提携で農業用ドローン活用を加速2025年8月8日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 山口県2025年8月8日
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年8月8日
-
【注意報】ナシにハダニ類 県下全域で多発のおそれ 鳥取県2025年8月8日
-
【注意報】いねに斑点米カメムシ類 全域で多発のおそれ 山形県2025年8月8日
-
農水省幹部 需要見通し誤りを謝罪 自民部会2025年8月8日
-
トランプ関税で支援求める 自民党対策本部でJA全中2025年8月8日
-
(447)孤独担当大臣と「チャッピー」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月8日
-
廃棄カキ殻を米・野菜・畜産飼料に再利用 万博で「里海のある未来」PR 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会2025年8月8日
-
JAガソリンスタンド給油キャンペーン スマートウォッチや折り畳み自転車が当たる JA全農にいがた2025年8月8日
-
北海道上川の夏の恵み「JAグループかみかわフェア」開催 JA全農2025年8月8日
-
東京農大で「農作業事故体験VR」を活用 学生の安全意識向上と学びを支援 JA共済連2025年8月8日
-
2025年度JA営農指導実践熊本県大会開催 JA熊本中央会2025年8月8日
-
機能強化したピーマン収穫ロボット JA全農いわてに導入 AGRIST2025年8月8日
-
愛知県産メロン501玉 県内の全児童養護施設へ寄贈 JA愛知信連2025年8月8日
-
スマート農業体験イベントを開催 「農業WEEK」と連携 スマート農業イノベーション推進会議2025年8月8日
-
新米シーズンに向け新デザイン米袋3種を発売 アサヒパック2025年8月8日