JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
もう一つのJA広報誌(続)【ヒント&ピント~JAの広報誌から】2021年8月7日
前回に引き続き、主として准組合員および一般市民を読者対象にしたJAのコミュニティ誌を紹介する。
博多アスパラをワイドで
JA福岡市「JA通信」(福岡県)
4つ折りでB5版8ページ、暮らしの情報誌である。年4回発行。毎号2万2000部を印刷し、JAの直売所や支店に1万1000部、残り半分は、職員が組合員訪問活動のとき持参する。開くとB5版4ページ分のワイドとなる。
それに合わせ、この夏号では旬の野菜として博多アスパラガスをとりあげている。内容は生産情報を「旬」、料理の仕方を「食」美容と健康を「美」のジャンルで括り、読み易い紙面になっている。
また、アスパラガスとは無関係の地域の石柱の由来をさらっと入れるなど、工夫がみられる。福岡市民を対象にした独自のアスパラガス調査も紹介。最後にJAの5カ所の「博多じょうもんさん市場」の写真、地図、電話番号を載せるなど、盛り沢山の情報誌だ。
「農業男子」が野菜レシピを
JA東京むさし情報誌「むさし」(東京都)
大消費地東京都内のJAだけに、タブロイド版で25万部を印刷。2カ月ごとに年6回、5大紙に折り込みで配る。
今回の7、8月号は1面全部使って、旬の地場産野菜モロヘイヤ、2、3面の1・5面でファーマズ・マーケットの野菜とレシピを紹介。「JA東京グループ 農業男子×総選挙」で1位になった「JA東京グループ広報大使」も登場する。
これは、JA東京中央会が企画した農業男子コンテストで、東京の14JAから農業男子を選び、その中から3人を東京農業の「広報大使」に選んだ。
情報誌「むさし」でも東京農業のPRに一役買っている。
JAカラーを色濃く
JAいわみざわ「Fresh」(北海道)
小規模ながら営農経済を中心に地域に根ざした事業を展開しているJAが多い北海道で、JAいわみざわの「Fresh」は、JA色の濃いコミュニティ情報誌となっている。
同JAは正組合員1375人に対して准組合員は1万3573人。組合員構成から見る限り都市型JAだが、農産物販売高は約120億円もある。当然、JAの信用・共済などの事業利用者も多い。
前回の5月号では、1面にLA(ライフアドバイザー)を顔写真入りで、直近の7月号は「1日農業バイト」のアプリを紹介。JAカラーのある紙面になっている。B4版4ページで、年5回発行。約2万8000部を新聞折り込みなどで配布する。
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