JAの活動:年頭あいさつ2015
土屋 博 氏(一般社団法人JC総研 代表理事理事長)2015年1月1日
平成26年の年始にあたり、JAグループの研究機関よりJAcomに寄せられた年頭のごあいさつを紹介します。
JAグループと協同組合の調査研究機関として
情勢変化にも対応
明けましておめでとうございます。
年末の総選挙で与党が3分の2の議席を得ましたが、これをどう考えれば良いのでしょうか?アベノミクスが信任されたと考えるのでしょうか?それとも投票率の低さに表れたように選挙の争点そのものが不明確なまま迎えた選挙であったと考えるのでしょうか?
また、アベノミクスの信任と受けとめたとしても、その信任の範囲は経済財政政策にとどまるのか、防衛やTPPなどの外交、さらには農協改革や農業政策などを含むのかという点では、多くの異論もあると思われますが、新年から政府の路線に沿った動きが加速すると見られ、JAにとって激動の年になりそうです。
◇ ◇
JC総研は、萬歳JA全中会長を会長とするJAグループを主体とした研究機関であり、農業、地域、JA等協同組合についての調査・研究を行うとともに、人事制度やファーマーズ・マーケット等のJAの具体的な取り組みについてのコンサルティングも行っております。今年も現場の課題に対応したこうしたテーマに引き続き取り組むことに加え、情勢を踏まえた新たな課題についての調査・研究にも挑戦してまいりたいと考えております。
昨年は、これまでのJA全国連、中央会、各種協同組合の会員に加え、JAに広く会員になっていただくようお願いしたところ、多くのJAの皆さまのご協力を賜ることができました。会員の皆様から現場の視点でアドバイスを頂戴しながら、農業・農村・JA等協同組合の将来を見通した調査研究を行ってまいります。
本年も皆さまの温かいご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日