JAの活動:年頭あいさつ2019(JAグループ)
長澤 豊 氏(全国農業協同組合連合会 経営管理委員会会長)2019年1月1日
農業の総合ステーションへ
あけましておめでとうございます。謹んで新春のごあいさつを申しあげます。
平成31年の年頭にあたり、全国の組合員、JA、経済連および関係の皆さまから旧年中に賜りましたご支援、ご協力に対し、厚くお礼を申しあげます。
昨年は、自然災害が多い一年でした。豪雪、西日本豪雨、台風、北海道胆振東部地震など災害にたびたび見舞われました。被害を受けられた皆様にはあらためて心よりお見舞い申し上げます。各地では復旧にまだ時間を要します。災害からの復旧・復興に向けて、全農グループ一丸となって全力で支援してまいります。
さて、本会は、平成29年3月に「『農林水産業・地域の活力創造プラン』に係る本会の対応」として、農業所得の増大に向けた生産資材・農産物販売事業分野でのJAグループとしての自己改革の方向性とその具体策を策定しました。以来、生産面・販売面にわたって取り組みを進めており、生産者、JA、関係者のご理解をいただき、計画通り進捗しております。
本年は、新たな「中期3か年計画」(2019~21年度)がスタートする年です。次期3か年計画では、「すべては組合員のために、そして消費者、国民のために」という基本姿勢のもと、自己改革の取り組みを加速するとともに、(1)生産基盤の確立、(2)食のトップブランドとしての地位の確立、(3)海外戦略の構築、(4)豊かな地域社会づくりへの支援、(5)JAへの支援強化、を最重点事業施策として取り組んでまいります。5年後、10年後を見据えしっかりしたレールを敷いていくことが、組合員のために、そして明るい持続可能な農業につながっていくと確信しています。
本会は日本農業にとって、生産のステーション、物流のステーション、さらには顧客・エンドユーザーのステーションとならなければならないと考えております。JAと連携し、農家・組合員からの期待に応えられる、農業分野の「総合ステーション」となれるよう、精一杯つとめてまいります。
本年も引き続きご指導とご協力を賜りますようお願い申しあげますとともに、皆さまのご健勝とますますのご発展をお祈り申しあげます。
重要な記事
最新の記事
-
(422)学位と卒論【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月14日
-
「第2回みどり技術ネットワーク全国会議」開催 農水省2025年2月14日
-
【次期酪肉近】自民畜酪委で団体要請 生乳需給、飼料自給、生産基盤強化を2025年2月14日
-
青果卸専業会社とコラボし新会社 「地方卸売市場をアップデイト」 JA岩沼市2025年2月14日
-
秋元真夏が出演「JAタウン」新CM 13日から放送開始 JA全農2025年2月14日
-
いわて牛を堪能「畜産生産者応援フェア」期間・数量限定で開催中 JAタウン2025年2月14日
-
肉のような風味と食感を実現「キノコのお肉」18日に新発売 雪国まいたけ2025年2月14日
-
凍結剤不要 植物由来RNAを安定に保存・解析する新手法を開発 国際農研2025年2月14日
-
桜の開花 東京・福岡・高知で3月21日 平年並から早い予想 ウェザーニューズ2025年2月14日
-
埼玉県幸手市と有機米の産地づくりに関する連携協定を締結 三菱マヒンドラ農機2025年2月14日
-
岩手の県有林 J-クレジットを販売開始 岩手県2025年2月14日
-
花椒のしびれる辛さ「麻辣ダレで食べる 担々風たまご」新発売 キユーピー2025年2月14日
-
愛媛県産の新かんきつ「紅プリンセス」3月から本格販売開始2025年2月14日
-
みどりの食料システム戦略 化学肥料削減目標の実現可能性を窒素肥料に着目して評価2025年2月14日
-
クリームチーズ「Luxe」使用「美食家のプリン」新発売 北海道乳業2025年2月14日
-
ガーデニングのストレス減らす 肩への負担が少ない充電式噴霧器 3月に発売 工進2025年2月14日
-
アンゴラ初 肥料プラント向け尿素ライセンス供与プロジェクトを受注 TOYO2025年2月14日
-
「第35回ヤンマー学生懸賞論文・作文」大賞・金賞作品を表彰 ヤンマーアグリ2025年2月14日
-
第66回全国家の光大会 志村源太郎記念賞に川瀬さん(JAありだ) 全中会長賞にJA晴れの国岡山の福原さん2025年2月13日
-
地元の米240キロ、こども食堂などに寄贈 JA古川2025年2月13日