国内初「環境フットプリント」開発 東京都市大学2013年5月27日
東京都市大学(旧武蔵工業大学)は、商品の生産などで使われた水、化学物質、産業廃棄物、木材など14種の環境影響物質の使用量を産出する「環境フットプリント」の原単位データベース化に国内で初めて取り組んだ。同大学のホームページで公開している。
「環境フットプリント」とは、原材料調達から生産、廃棄、リサイクルなどの商品一生分の温室効果ガスや水、化学物質、廃棄材、木材などの物質の使用量を算出し、地球環境への負荷を定量化する手法。環境意識の高いヨーロッパなどでは、すでに利用されている。
同大学では、これまで「カーボンフットフットプリント」(製品の生産などで発生した温室効果ガスの排出量)や、来年にはISO国際規格化が予定されている「ウオーターフットプリント」の排出を中心に、製品のライフサイクルを通じて発生する環境影響を評価するLCA(ライフサイクルアセスメント)の研究を行ってきた。ヨーロッパを中心とした環境影響領域の拡大に伴い、原単位のデーターベース化に着手した。
詳しくは東京都市大学ホームページで。
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