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参議院選挙スタート 山田としお候補が出陣式2013年7月4日

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 7月4日、参議院選挙がスタート。全国農政連が推薦し全国比例区から出馬した山田としお候補は同日午前、東京・大手町のJAビル前で再選をめざし出陣式を行った。

東京・大手町のJAビル前で第一声をあげる山田としお氏

 山田としお後援会の萬歳章会長は「TPP問題、日本農政の確立、農業、JA批判に対する対応、こういう重要課題がある。この課題に対してわれわれの影響力を高めるためには前回を上回る支援が必要。まさにそれこそが組織に与えられた役割。それを示すチャンスで組織の存在意義をかけた戦い」と呼びかけた。 山田としお氏は「安倍総理のTPP交渉参加表明はとうてい許せない。しかし、選挙直後には交渉参加する。ここに至ってはなんとしても安倍総理が約束していることを守らせる。そのためにも熱い支援を」と訴えほか、TPP交渉や日米二国間協議で米国の金融・保険業界がJAの共済事業への規制を求めていることについて「(共済事業は)協同組合の協同の取り組みのなかで発展させてきた。米国に言われる話ではない。米国の要求する規制緩和をそのまま呑むようなことは絶対に受け入れられない」と強調した。
 また、「この国土のあり方を考えればまず必要なことは、農林漁業の安定と活性化。それがあって地域の商工業も発展する」と強調、しかし「アベノミクスで円安だ、株高だと収益を上げた企業はこの日本という国土で根を張るのではなく、安い労働力を求めて海外に出て行った」と指摘し「まさに今、必要なのは日本という国土に根を張った第一次産業であり商工業、そして国民の生活だ。これを徹底して安倍総理に求める。まっとうな日本をどう作りあげるか、そのためにこそ戦い抜きたい」と訴えていた。

(写真)
東京・大手町のJAビル前で第一声をあげる山田としお氏

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