鳥獣被害対策活動で表彰候補を募集 農水省2013年9月27日
農水省は、鳥獣被害対策に取り組み被害防止活動への貢献が認められる個人や団体を表彰している。現在、平成25年度の表彰候補を募集している。
農水省は野生鳥獣による農林水産業被害が全国的に深刻になっているなか、被害防止に貢献している個人や団体を表彰する「鳥獣被害対策優良活動表彰」を行っている。表彰事例を広く紹介することで、各地域での被害防止活動の推進を図るのが狙い。
表彰対象のうち、個人部門は地域の鳥獣被害対策活動への的確な指導・助言または継続的な参加によって、地域への貢献が顕著だと認められる者(行政担当者も含む)としている。また、団体部門は模範となる被害対策活動に継続的に取り組んでいる団体としている。 審査基準は▽地域住民の合意形成のもと被害防止活動が行われているか▽地域の実態に応じた被害防止技術の創意工夫が行われているか▽被害防止活動の担い手(狩猟者など)の育成活動が行われているか▽近隣の市町村等との連携で効果的な活動が行われているか、など。
募集期間は▽都道府県による推薦:11月8日(応募書類の都道府県への提出期限)▽農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーによる推薦:11月15日(応募書類の生産局農産部農業環境対策課への提出期限)、となっている。
表彰式は26年2月の予定。農林水産大臣賞2点(個人と団体)以内、生産局長賞6点以内に表彰状が贈られる。
実施要領や応募用紙などは農水省ホームページで。
(関連記事)
・ALSOKが鳥獣被害防止事業に参入(2013.08.02)
・野生鳥獣の農作物被害13億円減(2013.02.05)
・「鳥獣被害対策優良活動表彰」受賞者決まる(2013.01.31)
・239億円に及ぶ野生鳥獣による農作物被害 農水省調査(2012.01.23)
・地域で鳥獣被害対策 JA高知市(2011.11.21)
重要な記事
最新の記事
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日