丹羽氏講演会も盛況 農協協会が新年の集い2014年1月30日
一般社団法人農協協会が主催する新年の集いが1月29日、東京都内で開催され、JAグループ、農業関係団体・メーカーなど約200人が参加した。
農協協会の佐藤喜作会長は、唱歌「一月一日」の歌詞「終わりなき世のめでたさよ」という節を例にあげ、「今の日本社会は、今だけ、オレだけ、金だけの“3だけ”社会ではないか。このままでは“終わりある世”になってしまうのではないかと危惧している。今だけでなく未来を、オレだけでなく協同を、金だけでなく心温かい魂を、そんな世界を求めていくための灯を点けたい」と、今後の活動目標を掲げた。
来賓では、村上光雄・JA全中副会長、柳井二三夫・JA共済連常務、高橋則広・農林中央金庫専務、高杉昇・家の光協会常務、山田俊男・自民党参議院議員、藤尾東泉・新世紀JA研究会代表、村田興文・シンジェンタ ジャパン会長が祝辞を述べた。
会場では、全国のJAなどからの特産品などが並べられ、来場者に紹介、提供された。
◇
また、新年の集いの前には、農協協会、新世紀JA研究会、農業協同組合研究会の3団体共催による新春特別講演会も開催。前中国大使の丹羽宇一郎氏を講師に迎え、「日中問題を考える」がテーマだった。丹羽氏は、歴史認識や領土問題、両国の今後の交流のあり方など約2時間にわたり熱のこもった講演を行い、満場の喝さいを浴びた。
(※講演会、新年の集いの詳報は後日掲載いたします。)
(写真)
佐藤会長
(写真)
左:新春特別講演会で講演した丹羽氏
右:新年の集いで主催者、来賓らによる鏡開き
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(163)-食料・農業・農村基本計画(5)-2025年10月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(80)【防除学習帖】第319回2025年10月11日
-
農薬の正しい使い方(53)【今さら聞けない営農情報】第319回2025年10月11日
-
食料自給率 4年連続38%で足踏み 主食用米消費増も小麦生産減 24年度2025年10月10日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の園芸作物で初めて確認 高知県2025年10月10日
-
【特殊報】スイカ退緑えそ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【注意報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年10月10日
-
26%が米「買い控え」 米価上昇が家計に影響 住友生命「台所事情」アンケート2025年10月10日
-
コシヒカリ3万3000円に JA常総ひかりが概算金改定 集荷競争激化受け2025年10月10日
-
大豆の吸実性カメムシ類 甲信、東海、北九州一部地域で多発 病害虫発生予報第8号 農水省2025年10月10日
-
(456)「遅さ」の価値【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月10日
-
「いちご新規就農者研修事業」2026年度研修生、若干名を追加募集 JA全農岐阜2025年10月10日
-
10月23日に生活事業総合展示会 贈答品や暮らしを豊かにする事業を提案 JA全農いばらき2025年10月10日
-
本日10日は魚の日 岡山県産「冷凍かき」など90商品を特別価格で販売 JAタウン2025年10月10日
-
収穫が遅れた完熟の「黄かぼす 食べて応援企画」実施中 JAタウン2025年10月10日
-
国消国産の日 一斉行動日イベント「国消国産×防災」開催 JA全中2025年10月10日
-
「日産ビオパーク西本郷」と「小野田工場ビオトープ」が環境省「自然共生サイト」に認定 日産化学2025年10月10日
-
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」に出展 井関農機2025年10月10日