震災復興と支援のためのフォト資料集発行2015年1月30日
農研機構農村工学研究所は、災害対策用のフォト資料集『研究者からみた東日本大震災と復旧・復興―農地・農業用施設等の被害調査と地域支援―』を刊行した。
この資料集は、被災地や復旧・復興の取り組みを記録したものではなく、防災や支援活動などの研究者が調査・研究の視点で整理したもの。
同研究所は震災発生以降、被災調査や災害防止の技術支援などの目的で、26年9月までにのべ2112人の研究者を現地に派遣している。そこで研究者自らが撮影した膨大な量の写真を元に、復旧・復興のための技術的コメントなどを付けて掲載した。同研究所では、これをアーカイブとして公開し、「多発する災害や防災、減災に携わる方々にとって参考」にしてほしいと、活用を呼びかけている。
資料集はA4版でオールカラー124ページ。問い合わせは、同研究所企画管理部情報広報課(TEL:029-838-8169)まで。なお、同研究所では資料集のデジタル版を、4月頃ホームページに掲載する予定だ。
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