TPPで国が初の説明会2015年5月15日
政府は5月15日、東京都品川区の総合区民会館(きゅりあん)で「TPP交渉に関する説明会」を開いた。国民向けの説明会は初めてで、約400人が参加した。
説明会には内閣官房TPP政府対策本部から渋谷和久内閣審議官が出席してTPP交渉の現在の状況を、主要な18分野について説明した。農産物の貿易に関する物品市場アクセスについては「各国がオファーを行い、それに対して改善リクエストを出す形で2国間協議が進められる」と説明した。
この分野を含め、特許権、意匠権など知的財産の分野など、全体的にまとまってはいないが、「論点は出そろっており、議論はパッケージでなされている」として、政治の判断で一挙に決着が付く可能性のあることをにおわした。参加者からは、知的財産権やアメリカ議会のTPAを巡る情勢などのして質問があった。
また、「東京だけでなく、もっと広く説明会をひらくべきだ」という注文もあった。ただ、今回の説明会は、正味2時間半と短く、それも政府側の説明に時間をとられ、質問は30分もなかった。また1000人近い収容能力の会場で、出席者は半分ほど。政府の本気度を疑問視する参加者の声もあった。
(写真)空席の目立つTPP交渉に関する説明会
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