岩手・群馬・兵庫の農業大学生へ 「農家子弟へ奨学金」 （公財）報農会2016年2月8日
（公財）報農会は2月2日、平成27年度の農家子弟への奨学金を3人の農業大学校生に贈ることを公表した。
この奨学金は各校から提出された研究報告を審査して贈呈を決める。植物保護に関心を持ち、農業後継者として科学的知識や技術を深めるため、県立農業大学校などに在籍し優秀な研究を行った者に贈られる。昭和58年度に始まり、今回で33回目。奨学金受賞者は、計152人となった。
今年度の受賞者と、その調査研究課題は次の通り。
▽「出穂期の違いが割れ籾発生と斑点米カメムシ被害に及ぼす影響」岩手県立農業大学校農産園芸学科農産経営科2年 小原俊介
▽「ブドウ『藤稔』のジベレリン一回処理による無核化が省力化と果実品質に及ぼす影響」群馬県立農林大学校農業経営学科花き・果樹コース1年 齋藤遥香
▽「トマトの総合的病害虫管理」兵庫県立農業大学校農産園芸課程野菜専攻2年 上野巌
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