販売農家数126万2500戸-6万7000戸減2016年7月4日
農林水産省が6月28日に公表した今年2月1日現在の農業構造動態調査結果によると、販売農家数は126万2500戸で前年にくらべ6万7100戸、5.0%減少した。
このうち主業農家数は28万4900戸で前年にくらべ9000戸、3.1%減少した。準主業農家数は23万7100戸で同1万9900戸、7.7%減少した。
また、副業的農家数は74万500戸で同3万8100戸、4.9%減少した。
主副業別の構成割合は主業農家が22.6%で前年にくらべ0.5ポイント上昇した。準主業農家は同0.5ポイント低下し18.8%、副業的農家は同0.1ポイント上昇し58.7%となった。
販売農家数を地域別にみるともっとも多いのは「関東・東山」で27万7200戸。次いで「東北」22万7500戸、「九州」18万9100戸となった。すべての農業地域で減少しており、とくに「近畿」では6900戸(5.5%)減、「東海」では6400戸(5.3%)減、「中国」では6500戸(5.3%)減となった。
販売農家の農業従事者は317万人。前年にくらべ22万8900人(6.7%)減少した。販売農家の基幹的農業従事者(仕事として自営農業に主として従事した者)は158万6100人で前年にくらべ16万7700人(9.6%)減少した。▽主業農家=農業所得が主(農家所得の50%以上が農業所得)で、1年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいる農家。
▽準主業農家=農外所得が主(農家所得の50%未満が農業所得)で、1年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいる農家。
▽副業的農家=1年間に自営農業に60日以上従事している65歳未満の世帯員がいない農家。
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