台風第16号 農業に関する総被害額145億8000万円 10月28日時点2016年10月28日
農水省は10月27日正午現在の台風第16号の被害状況をまとめた。
農作物などは19府県(長野・岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・兵庫・奈良・和歌山・岡山・徳島・香川・高知・長崎・佐賀・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)で1万7869haに被害があり、被害額は21億2000万円。家畜の斃死は4県(和歌山・高知・宮崎・鹿児島)で21万5053頭羽に被害があり、被害額は1億4000万円。
農業用ハウスなどは15県(岐阜・愛知・三重・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・徳島・香川・高知・長崎・佐賀・大分・宮崎・鹿児島)で1560件に被害があり、被害額は4億6000万円。畜舎などは8県(岐阜・和歌山・広島・高知・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)で299件に被害があり被害額は7億1000万円。また共同利用施設は2県(愛知・鹿児島)で153件に被害があり、被害額は1億5000万円。
農地・農業用施設などは26府県(山梨・長野・静岡・福井・岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)で4206か所に被害があり、被害額は109億9000万円。
農業に関する総被害額は145億8000万円だった。
(台風被害状況の関連記事)
・【台風10号】農業被害額500億 10月18日現在 (16.10.19)
・【台風7号】農業関係被害46億 10月18日現在 (16.10.19)
・【台風11・9号】農業関係被害額238億4000万円 10月3日現在 (16.10.04)
(台風の関連記事)
・台風16号被害 激甚災害に指定 農水省 (16.10.24)
・台風被害 降雪前に復旧着手を-自民WTが政府申し入れ (16.10.05)
・北海道・岩手 台風被害の要請 (16.09.21)
・農地の復旧に向けて技術支援 農研機構 (16.10.12)
・農研機構が台風による農業被害に支援 北海道で (16.09.29)
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































