日本の種子を守る会 開催へ2017年3月22日
3月27日衆院第一議員会館
主要農作物種子法の廃止法案が閣議決定され今国会に提出されている。長年、各都道府県で種子事業に携わってきた担当者は同法廃止の影響に懸念を示しているが、主要メディアでは問題が報道されず廃止ありきで議論が進められようとしているとして「日本の種子(たね)を守る会」が3月27日に会合を開く。
呼びかけ人は山田正彦・元農相(弁護士)と金子美登・全国有機農業推進協議会理事長(農家)。
種子はもっとも基礎的な農業資材であり、どの国でも基本食料である主要農作物の種子をめぐる政策は農業政策上の基本事項とされているという。しかし、種子法が果たしてきた役割について議論されず、廃止ありきで法案成立が図られようとしている。
同法の廃止によって、外資系企業の参入、基礎的食料の供給不安、品種の減少、さらに米や大豆の遺伝子組み換え作物が日本国内で生産拡大されていくことも懸念される。 この会では、国民すべてに大きな影響を及ぼす問題であるとして、命の源である種子を守るため、生産者、消費者、流通業者、研究者などが種子法廃止がもたらす影響について学び、日本の種子を守るためにさまざま観点から意見を出し合って、参加者で共有し運動の輪を広げていきたいとしている。
○日時:平成29年3月27日(月)14:00~17:00(開場は13:30、当日13:30から会館入り口で通行証発行(14:15まで)
○場所:衆議院第一議員会館大会議室
○参加費:500円(資料代)
○主催:全国有機農業推進協議会、「日本の種子(たね)を守る有志の会」山田正彦、印鑰智哉、杉山敦子、秋元浩治
○問い合わせ・連絡先:全国有機農業推進協議会事務局(大地を守る会六本木事務所内)TEL03(3402)8841
重要な記事
最新の記事
-
スーパーの米価 2週連続の上昇 5kg4316円2025年11月17日 -
シンとんぼ(168)食料・農業・農村基本計画(10)世界の食料需給のひっ迫2025年11月15日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(85)炭酸水素塩【防除学習帖】第324回2025年11月15日 -
農薬の正しい使い方(58)害虫防除の考え方【今さら聞けない営農情報】第324回2025年11月15日 -
【地域を診る】「地方創生」が見当たらない?! 新首相の所信表明 「国」栄えて山河枯れる 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年11月14日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメを守るということは、文化と共同体、そして国の独立を守ること2025年11月14日 -
(461)小麦・コメ・トウモロコシの覇権争い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月14日 -
根本凪が農福連携の現場で制作「藍染手ぬぐい」数量限定で販売 JAタウン2025年11月14日 -
北陸初出店「みのる食堂 金沢フォーラス店」29日に新規オープン JA全農2025年11月14日 -
農協牛乳を使ったオリジナルカクテル「ミルクカクテルフェア」日比谷Barで開催2025年11月14日 -
宮城県産米の魅力を発信「#Teamみやぎ米キャンペーン」開催 JAグループ宮城2025年11月14日 -
農林中金とSBI新生銀行が業務提携へ 基本合意書を締結2025年11月14日 -
創立60周年となる通常総会開催 全農薬2025年11月14日 -
米による「農業リサイクルループ」を拡大 JR東日本グループ2025年11月14日 -
食と農をつなぐアワード「食品アクセスの確保」部門で農水大臣賞 セカンドハーベスト・ジャパン2025年11月14日 -
「有機農業の日/オーガニックデイ」記念イベント開催 次代の農と食をつくる会2025年11月14日 -
「11月29日はノウフクの日」記念イベント開催 日本農福連携協会2025年11月14日 -
スマート農業で野菜のサプライチェーンを考える 鳥取大で12月19日にセミナー開催 北大スマート農業教育拠点2025年11月14日 -
農泊・農村ツーリズム「農たび・北海道ネットワーク研修会」開催2025年11月14日 -
農地のGHG排出量を推定・算出 営農改善を支援する技術で特許を取得 サグリ2025年11月14日


































