農地復旧限度額 全国同一に-農水省2017年6月19日
農林水産省は農地災害復旧事業の復旧限度額に関する算定方法の見直しを行い6月16日に官報告示した。
昨年発生した北海道での台風災害は農地が流出するなどの大きな被害をもたらした。ただ、1aあたりの農地復旧限度額は北海道6.7万円、都府県30.7万円(傾斜度0)と大きな差があることから、その見直しについて地元から要請があり国会でも議論された。
それを受けて農水省は近年の復旧工事費のデータを検証したところ、北海道と都府県で明確な差がないことから、全国で同一の復旧限度額算定式とする見直しを決めた。また、傾斜度に応じた単価スライドから被災面積に応じた単価スライドへ変更することにした。
この見直しによって、1か所あたり被災面積の全国平均20aの場合(平成25~27年災害)、現行の都府県30.7万円/a、北海道6.7万円/aが、38.6万円/aとなる。昨年の北海道台風被害で比較すると2.3倍に拡大する。また、復旧限度額内に収まる箇所数の割合が現行の93%から98%に増加する。
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