「獣医師の社会的役割と、その教育の今」で公開シンポ2017年10月23日
全国大学獣医師関係代表者協議会・日本獣医学会
全国大学獣医師関係代表者協議会と日本獣医学会は、12月9日に東京大学弥生講堂で、獣医師の活動と獣医学教育についての現状と課題を広く国民に理解してもらい、日本の獣医学教育の国際水準化の進展と、国民のニーズに沿った獣医療の高度化と健全な発展に寄与することを目的に、この市民公開連携シンポジウムを開催する。
文部科学省は、国家戦略特別区域諮問会議の決定を受けて、獣医学部を新設することを検討している。この間の経緯等については、衆院選でうやむやにされそうだが、これまで「加計問題」などを通じて頻繁に報道され国民の関心を集めていたが、一方で、獣医師の職域や獣医学教育の現状等については、一般にはほとんど知られていないことが明らかとなった。
このため、主催者団体ではこのシンポジウムを開催することによって、獣医師の活動と獣医学教育についての現状と課題を広く国民に理解してもらい、国内獣医学教育の国際水準化の進展と、国民のニーズに沿った獣医療の高度化及び健全な発展に貢献したいと考えている。
【概要】
テーマ:「獣医師の社会的役割と、その教育の今」
日 時:12月9日(土) 13:00~17:30
場 所:東京大学弥生講堂 一条ホール
主 催:全国大学獣医学関係代表者協議会、公益社団法人 日本獣医学会
共 催:公益社団法人 日本獣医師会
○内容(予定)
座長:酒井健夫 日本獣医師会副会長・日本大学名誉教授
☆基調講演:新興感染症-インフルエンザならびにエボラ出血熱:
河岡義裕 東京大学医科学研究所教授、米国ウイスコンシン大学教授
☆講演1:わが国における獣医師の職域:獣医師免許と獣医学:
佐藤晃一 山口大学共同獣医学部教授
☆講演2:わが国における獣医学教育改善・国際水準化に向けての現状と課題:
稲葉 睦 北海道大学大学院獣医学研究院・獣医学部教授 全国大学獣医学関係代表者協議会会長
☆講演3:獣医学実践教育強化の具体と公務員獣医師の確保への課題:
高井伸二 北里大学副学長・獣医学部教授 獣医系大学間獣医学教育支援機構理事長
☆講演4:欧米における獣医学教育の現状と認証評価制度:
倉園久生 帯広畜産大学副学長・獣医学研究部門教授
☆講演5:将来における獣医師への期待と獣医学教育の在り方:
中山裕之 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部教授 日本獣医学会前理事長
☆パネルディスカッション:上記6人の座長・演者をパネリストとして、会場の参加者とともに自由討議
○開催案内・一般参加申込HP
https://juuishi-seminar.jp
○シンポジウムの内容に関する問い合わせ
全国大学獣医学関係代表者協議会会長:稲葉 睦
TEL:011-706-5580(北海道大学)
公益社団法人日本獣医学会理事長:久和 茂
TEL:03-5841-5038(東京大学)
TEL:03-5803-7761(学会事務局)
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