「温暖化で野菜は食べられなくなる?」をテーマに市民講座2018年5月2日
・農研機構、つくば市で5月開催へ
農研機構は5月12日に、茨城県つくば市の「食と農の科学館」で参加費無料の市民講座を開催する。テーマは「温暖化が進むと野菜は食べられなくなるのか?」。講師は岡田邦彦同機構野菜生産システム研究領域長。機構では広く参加者を募っている。
講座では、温暖化が進むと野菜は生産者や消費者に対して、どのような影響を及ぼすのかを考える。野菜生産は他の多くの作物とは異なる特性を持っているため、生産者にはかなりの影響が予想されるが、消費者に対する影響は果樹生産や漁業ほど顕著なものではないと考えられている。この問題について「温暖化」をキーワードに解き明かしていく。
農研機構による市民講座は今回で第20回目。地域の人々に農業試験研究の最前線や具体的な取り組み事例など紹介し、理解増進を図るのが目的。各専門分野の研究者が親しみやすく解説するので、市民の間では人気がある。会場は同科学館のほかに、東京の港区新商工会館などでも開かれている。
講座の開催日時などの概要は次の通り。
○日時:5月12日(土)、午前10時から11時まで。
○開催場所:食と農の科学館オリエンテーションルーム(茨城県つくば市観音台3-1-1)
○TEL:029-838-8980。
○申し込み方法:農研機構市民講座 申込みフォーム
(関連記事)
・地球温暖化時代の日本の農水産業 農研機構が研究成果発表(18.01.31)
・地球温暖化時代の農業・水産業で研究成果発表会(18.01.17)
・秩父の水と森林を守れ 環境問題のNGO来日(17.11.08)
・資源作物「エリアンサス」で世界初の燃料の地域自給(17.09.14)
・【木本昌秀教授・東京大学大気海洋研究所副所長に聞く】異常な夏 今、地球は?(17.08.30)
・【インタビュー・民進党衆議院議員篠原孝氏に聞く】国会審議は不十分(16.12.17)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































